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医療者の心を守る(5)最後に:医療者と患者の信頼という絆




「医療者の心を守る」という今回のカテゴリーでは、
医療者の立場から医療者の苦しみの乗り越え方について
語らせていただきました。

しかし、このブログの管理人、ちーひめは医療者ではありません。
以下は、そのちーひめの個人的な思いです。
そう思って読んでいただけたらと思います。

患者さんや、その家族にしてみれば
どうして、自分や自分の愛する人がそのような立場になってしまったのか、
それがなぜ、よりによって自分の身に起こったのかが納得できなくて
限りなく苦しく、限りなく辛く、泣いても泣ききれない気持ちで
いらっしゃることも多いだろうと思います。

だから、責任のある医療者やその医療機関に対して
憎しみの思いが湧いてくるというのも、尤もなことだと思います。

人間は間違えることがあると頭では知っていても
どうしても許せないと思うのは無理のないことでしょう。

ただ、真面目な医療者たちのなかには
この悩み相談の看護師さんのように、
死んでしまいたいと思うほどに自分を責め、追い詰めている人も多い、
という事実だけは知っていただきたいなあと思うのです。

また、たとえ現代医学のレベルで最善を尽くしていても、
それでも救えない患者さんがいるという事実そのものが耐えられず
全てを自分の責任として捉えて鬱になってしまい、
燃え尽きる医療者もたくさんいるということも
又、知っていただきたいなあと思うのです。

医療者も、患者さんも、病気を治したいと願っているのは同じです。
その意味でも、医療者と患者さんは、同じゴールにむかって
ともに協力しながら進んでいる「同志」のようなものだと、私は感じるのです。

医療者と患者さんが「信頼」という絆を取り戻し、
共同でよりよい医療を作り上げていくことができたら、
どんなに素晴らしく嬉しいことでしょう。

医療者でない私、ちーひめは、
医療者の友人たちの医療への純粋で真摯な取り組みを見るにつけ
そう願わずにはいられません。


posted by ちーひめ at 12:36 | Comment(1) | TrackBack(0) | 医療者の心を守る
この記事へのコメント
医療者と患者の「信頼」は「契約信頼」であり、同じ治療のためビジネス上信頼し合う条件つきのものです。

よって、医療者と患者の信頼は医療技術を媒体とする売主と購買客のようなものであり、特別なものではありません。彼らは治療を提供しているので笑顔を提供しているのではありません。
ですので、態度が悪くても致命的欠陥ではありません。
そう考えた方がお互いつきあい易いし、医療者の態度を簡単に許すことが可能です。医療者は天使だと考えると厳しい姿勢で臨むことになります。
Posted by 元患者 at 2013年05月23日 10:42
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