HOMEに戻る

【27】医療者のメンタルヘルスケア
結論




■結論
 
 治療的自我の形成を目指して、自分の心を見つめること
 自分の限界を知りながら自己変革していくこと
 そして不十分な自分を受け入れること
 これが、医療者自身の心を守ることにつながっていく

さて、そろそろ結論を述べたいと思います。
医療者の心を学んでいくことで、医療者自身の心が守られ、
同時に出会う患者さんの病の原因を見抜く力も出てくるでしょう。
心が原因で病気になる人は多いですから、
この人のどんな心の傾向性が病気を引き起こす原因なのか、
ということが次第に分かってくるようになります。

これは、患者さんの病を治す力に直結します。

更にこのような志を持つ医療者の姿は、おそらく患者さんたちに、
特に終末期の状態にいる患者さんたちに、人生の真髄を垣間見る瞬間、
私たちは何のために生きているのか、何のために生きてきたか、
という問いへの答えが与えられるように思います。

日々、自分の心に向き合っている医療者と、全く関心のない医療者では、
日々の充足感、幸福感において、格段の差が出てくるように思います。
そして、治癒という結果にも、影響が出てくるでしょう。
心を探求していくなかに、今まで以上の治癒力を生み出す力があると思います。

いち早く医療者としての自覚と誇りを取り戻し、
深い信頼関係のなかで医療を行なうためにも、
「自分の心に向き合う」ことの大切さを今回、提言したいと思います。
それは最終的に、患者さんを守ることにつながっていくからです。

この記事へのコメント

医療者のメンタルヘルスは日本は本当に
後れていますね。
今後さらに重要になってくると思います。

SA
Posted by SA at 2006年02月08日 12:58
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのTrackBack URL
http://blog.seesaa.jp/tb/10576206
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。